海外をバイクで旅するには?

海外でバイクに乗ってみたい

バイク好きなら一度は海外の美しい町並みを自分の愛車で走ってみたいと思ったことがあるはずです。
特に、ヨーロッパ方面へのバイクの旅は美しい町並みや自然風景を感じつつ、風を切って走るというあこがれを胸の中に与えてくれるものです。
ですが、日本国内であれば日本で発行された二輪免許で自分のバイクを走ればよいわけですが、海外ではどのような手順をふめばバイク運転が許されるのでしょうか?
またバイクを飛行機に乗せることは無理なので、どういう会社を利用すれば現地でバイクを借りたりすることができるのでしょうか?
別に本当に海外旅行に出かける予定があるわけではないのですが、ちょっと気になったので少し調べたことをまとめてみることにします。

まず、海外でバイク・自動車を運転するつもりなら必ずとっておかなければいけないのが「国際免許」です。
国際免許とは日本で発行された運転免許証を所有している人が申し込みをすることで発行をしてもらえる免許のことで、1年満期で受けることができます。
国際免許を取得すると、ジュネーブ条約によって加盟している国で運転ができるようになるわけですが、加盟国はアメリカやヨーロッパ、アジアの主要国のほとんど全てが含まれているので実質「運転免許証」という制度が機能している治安の安定した地域であればほとんど全ての場所でのライセンスとして認めてもらえます。

国際免許を取る

国際免許を受けるためには各都道府県警察署管轄の運転免許センターなどに申請する必要があります。
申し込みから発行までの期間はおおよそ2週間といわれているので、旅行のときにはあわてず早めに申請をするようにしておいた方がよいでしょう。

国際免許と同時に申し込みをしておきたいのが海外旅行保険です。
海外での運転では日本と違って運転のためのルールや運転者のマナーがかなり大きく違います。

ですのでつい国内を運転しているつもりで走ってしまうと怪我や事故に巻き込まれてしまうこともあります。
そんなときのために必ず加入をしておいたほうがよいでしょう。

現地で乗るバイクについては、現地で国際免許を提示することでレンタカー会社から借りることができます。
ただし、日本と違ってガソリンスタンドの利用方法や返却の方法に独自のルールがあったりするので、事前に十分に勉強をしていった方がよいようですね。
なおヨーロッパ地域については海外からの運転者がかなり多いこともあり、国境をまたいで運転やレンタル車の返却ができるようなシステムがとてもよく整っています。