初心者でも比較的キレイに撮れる被写体
秋の季節には、広めの公園や街路樹が真っ赤に染まるキレイな紅葉の景色を見ることが出来ます。
カメラを普段から持ち運んでいる人たちにとっては、そんな美しい紅葉の時期は格好の被写体であり、ついつい自慢のカメラでたくさんの景色を撮影したくなります。
晴れた秋空は雲一つないような美しい青色が見られることもあるので、そうした深い青と紅葉のコントラストは鮮やかで写真にしてみるとまるでプロの作品のような出来栄えになったりします。
はっきり言ってしまうと、そんな紅葉の景色はカメラ初心者でも比較的簡単に撮れてしまう光景であるため、誰でもちょっとよい機材を持っていればかなり鮮明なよい写真を撮影することができます。
ですので、新しくカメラを新調した人やこれからカメラを趣味にしたいと思っている人などは、そんな紅葉の景色からチャレンジしてみるとかなり自信がつきます。
ワンランク上を目指すなら
ですがそんな紅葉の景色であってもやはりアマチュアが撮影した写真とプロが撮影した写真とでは、明らかにクオリティに差が見られたりします。
私自身の経験としても、カメラを趣味にしたばかりの時期に一番の自慢の作品として持っていた写真が紅葉の景色だったのですが、そのあとプロの写真展を見に行きそこでの紅葉写真を見た時その差にがっくりしてしまったということがありました。
ちょっとよい機材なら、自動的に「ホワイトバランス」を調節してくれるのですが、プロの場合にはあえてそうした機能を手動にし自分の望む露出にして撮影をしていったりします。
またプロの場合には同じ紅葉の景色でも遠近感を活かしてよりコントラストをはっきりさせるといった構図のテクニックを使っており、そうした細かい部分がアマチュアとの大きな差になってきます。