焦点距離について

焦点距離とは

デジタル一眼レフを使って撮影をするとき、その写真の出来栄えを大きく左右することになるのが「焦点距離」です。

「焦点距離」とはカメラのピントを合わせるときににレンズから撮影をする対象で合わせる距離のことをいいます。

言葉で説明をするのは難しいですが、わかりやすい例でいえばカメラを購入した時「f=○○mm」として記載されているのがズバリ「焦点距離」ということになります。

ただしミラーレス一眼や一眼レフの場合光学ズームを使用することができるようになっていることから、記載方法は「○○mm-☓☓mm」といった範囲での記載になっていることがほとんどです。

この焦点距離の違いは撮影をしたときの被写体の距離に出てくるため、手動でどこまで合わせることができるかということが写真の出来栄えを左右してくることになります。

被写体をより鮮明にするために

この焦点距離が写真の出来栄えを左右する例として、近くにあるものと遠くにあるものとの映り込みの違いがあります。

オートフォーカス機能のあるカメラで撮影をしたとき、設定がうまくいかず背景にピントが合っていると、本当ははっきり写したい近くの人物やモノがぼやけてしまい、関係ない背後の景色がはっきり写ってしまったりということがよくあります。

手動で焦点距離を調節できるようになると、そんな設定を機械まかせにせず自分が写したいと思う被写体だけに絞り込んで撮影をすることができます。