インド人もビックリのヨガ効果

効果がいまいち実感できない…

日本でも健康のために日常生活に取り入れている人の多いヨガですが、本場インドでもかなりの人が毎日のよう行っているといいます。
私も見よう見まねでヨガについての知識を得てからできるだけ毎日の生活の中で行うようにしていますが、思ったような効果を実感できないこともあります。

その理由は私が熱心にやっていないということもあるでしょうし、きちんと本式の指導を受けていないということも関係していると思います。
そこで最近ちょっと知り合いになったインド系の方から教えてもらったヨガについて少し紹介をしてみたいと思います。

まず、インドにおいてヨガの本場と言われているのがリシュケーシュ(Rishikesh)と言われる都市です。
リシュケーシュはインドの首都デリーから直通のバスを使っても7時間がかかるというかなりの遠隔地になっています。
しかし土地としては古来からヒンドゥー教の聖地とされてきており、寺院が多く修行者たちの姿もよく見られます。

ヨガ発祥の地として世界的に有名であることもあり、町中で見かける人の中にはいかにも観光客風の外国人の姿もあります。
日本からも何泊かの予定を組んだヨガ学習ツアーも企画されているほどなので、本場でヨガを学ぶならこのリシュケーシュを訪れるというのはほぼ必須といえるでしょう。

本場でのヨガ

本場でのヨガ修行では、短期間の修行者といえども修行僧とほぼ同じ生活をしていくことになります。
短期間のヨガ修行コースにおいてもその間には滞在中食事は菜食のみとなり、肉類やアルコールを摂取することはできません。

ヨガというと私のような素人はエクササイズなどと同じように体を動かす働きのものというふうに思ってしまうところですが、本来は生活スタイルそのものを修行の一貫として行うかなり範囲の広いものであるのです。

なおヨガ修行をするときには朝には瞑想とヨガ、食事を挟んで昼のヨガ、夕方には午後のヨガと瞑想というふうに決まった時間にヨガを行うようになっています。
一日中ヨガをするわけではないのですが、時間ごとのスケジュールは厳格に守られるものとなっているのです。

ヨガを行うことは健康のために体を動かすということだけでなく、心身を健康にして自分と向き合う時間を作ることでもあります。

ですのでヨガ本来の効果を得ようとするには動作だけではなく、生活スタイル全体を見なおして規則正しい行動を心がけていくことが必要になってきます。
奥の深さを知るには一度は本場を訪れてみたいところです。