こんなライダーは嫌だ!

バイク乗りのイメージ

初対面の人に「バイクが好きでよく乗ってます」というと、時々かなり露骨に嫌な顔をされてしまうことがあります。
ということで、今日は少し真面目な話題をしてみたいと思います。
バイクを愛している人にぜひ読んでもらいたいです。

バイクが嫌いだという人に話をよく聞いてみると「うるさいから」「迷惑だから」「危険だから」というふうに言われます。
このごろはいかにもな暴走族は減ってきましたが、バイクに乗る人の全体的なマナーはというとそれほど良くなったわけではないように感じます。
私も中学生の頃に住んでいた自宅の近所にバイクに乗っている若い男性がいて、その人が夜な夜な爆音を立てて家から出ていってしまうのがとても迷惑であった記憶があります。
ただその人自体は決して悪い人ではなく、時々会ったときに挨拶をすると爽やかに返事を返してくれていました。
なので、周辺の人も同じ迷惑を感じていても、はっきり面と向かって注意がしづらかった面があったようです。
引っ越す少し前にその男性がバイクに乗って帰ってくるところと鉢合わせたことがあったので、そのバイクについてやんわりと注意しようと思って話しかけてみました。
ところがそのときに返されたのが「このバイクの気に入っているところは音がうるさいところだ」というふうな内容でした。うろ覚えですが確か音が大きいところはわざとだというような内容だったと思います。

騒音について

大学に入ってバイクをかっこいいと思うようになり、免許も取った私ですがそれでもしばらくはその「うるさいところがいい」という感覚が全くわかりませんでした。
友達になった男性のライダーに尋ねたところ、分かる人半分、分からない人半分という感じだったと思います。
バイクにはきちんとサイレンサーが最初から入っているので、耳につくほどうるさい音がするということは、違法に改造してサイレンサーをわざと抜いてしまっているということになります。
昔はカッコつけてサイレンサーを抜いていた人も友達の中にはいましたが、うるさすぎて後ろからくる車やバイクの音が全く聞こえないほどだったといいます。

私はバイクが好きで乗っているので、バイクを迷惑だと思っている人が増えるのはとても悲しく思います。
個人の好みの問題とかではなく、バイクの騒音はバイクを乗っていない人にとっては心底うるさくて迷惑なものだということを、違法な改造をするライダーはきちんと知っておいてもらいたいです。どうせ時間が立ってマフラーが劣化すれば音は大きくなるので、改造とかやめてください。