メキシカンな琉球料理を堪能

最近お気に入りのレストラン

私は以前旅行に行ったときから沖縄の郷土料理が好きで、帰ってきてからも都内で食べられる沖縄料理のお店をいくつか巡ってきました。

探してみるとかなり都内には沖縄料理のお店はたくさんあり、それぞれのお店ごとに個性的な味付けや演出をしてくれています。

そんな沖縄料理を出すレストランの中でも私が最近特にお気に入りにしているのが、三軒茶屋にある「BORRACHOS(ボラーチョス)」というお店です。

こちらは沖縄料理をベースにしつつ、メキシコ料理のテイストも加わっておりかなり変わった内容のメニューを頼むことができるようになっています。

琉球料理とメキシコ料理というと一見全くかけ離れたジャンルという印象もありましたが、両方とも陽気な南国ということもあり意外なマッチングを見せてくれています。

またお店の雰囲気も大変よく、時間や日程が合えば実際にその場で生演奏を聞きながら食事をすることができるという贅沢な時間になります。

インテリアも一つ一つとてもこだわりがあるので、幾度にちょっとずつ発見があるのも楽しいところです。

もともとは那覇市内のお店

この「BORRACHOS」というお店は、那覇市の美栄橋というところ本店があります。

場所としては那覇市内の観光名所である国際通りのすぐ近くなので、もしかしたら一度行ったことがあるという人もいるかもしれません。

本家沖縄にあるお店では、本格的なメキシコ料理を食べることができるお店として知られており、そこに沖縄の地元の人にも親しみやすいメニューを加えることで行きやすいお店になっていました。

そんな沖縄とメキシコの不思議な融合料理がそのまま東京では提供されているということになります。

ですのでどちらかといえば「沖縄料理のお店」というよりも、「メキシコ料理寄りの沖縄料理のお店」ということになるかもしれません。

お店のインテリアとして那覇市本店と三軒茶屋店とで共通しているのが「骸骨」をモチーフにした置物が多いということです。

これは正しくは「メキシカンスカル」というメキシコではよく知られているモチーフなのだそうで、メキシコの伝統行事である「死者の日」ということから発生したものとして伝えられています。

ちょっとリアルで怖かったりもするのですが、歌ったり踊ったりしてコミカルなところもあり、今ではすっかりお気に入りです。

おすすめはやっぱりタコス

メキシコ料理といえばタコスは外せませんよね。

タコスというのはとうもろこしの粉を薄く伸ばして焼いたもののことを言いますが、日本でもスナック菓子として売られているので食べたことがある人も多いでしょう。

本場メキシコ料理として出てくるタコスは大きさや焼き方がそうした量販ものとちょっと違っていて、一緒についてくるフレッシュな野菜やスパイスを使ったソースにたいへん良くあいます。

もう一つトルティーヤという具材をくるっと中にいれて丸めて食べる料理もありますが、こちらもとてもおすすめです。

味付けがかなりスパイシーなので、食べているとお酒がすいすい進んでしまいます。

暑い夏の時期などぜひたくさん友人を誘って行きたいお店ですね。