F値って何?

F値はレンズから入ってくる光の量

写真に凝り始めると、さまざまなテクニックを駆使した写真を撮りたくなるものです。
シャッタースピードなどは、基本さえ把握してしまえば同じ風景でもいろいろな雰囲気で撮影することができます。
シャッタースピードと同様に覚えておきたいのが「F値(えふち)」というもので、F値を上手に調整することによってきれいなボケ味のある写真を撮ることができるようになります。

F値というのはレンズから入ってくる光の量のことで、「絞り値」とも呼ばれています。
基本的には、F値が小さければ小さいほどボケ感が強くなります。
一つの対象だけに焦点を当てて、背景はぼかしたい時などにはこの手法がおすすめです。
逆にF値が大きくなると、写真全体がクリアなイメージになります。

F値によって写真の出来は全く異なってくる

F値は写真のボケ感を調節するだけではなくて、写真の明るさにも関係しています。
F値が小さくなるとレンズを通る光の量が多くなります。
ですから、より明るい写真を撮ることができるというわけです。

これとは反対に、F値を大きくすることによってレンズを通る光の量を少なくすることができます。
人物のポートレート写真などを撮影する時に、F値をうまく操作することによって人物にフォーカスをあて、周囲をボカした雰囲気にすることができます。
身近な友人や家族の写真を撮る時も、F値を調整することで雑誌のグラビアのような仕上がりが期待できますので、ぜひ試してみましょう。

女性ライダーにおすすめのカメラ

ツーリングに持って行くのにおすすめのカメラとしては、オリンパスの「PEN E-PL10」が人気です。
カラーはオシャレなホワイトとブラウンブラックの3色展開で、ソフトケースやストラップなどのアクセサリーも充実しているので、ファッションコーディネートに関心があるライダーにはピッタリです。
暗い場所での撮影でも手ブレしにくいのが特徴で、フォトジェニックな写真が撮れます。

Panasonicの「DC-GF10/GF90」も優しいデザインで初心者でもとっつきやすく、重量も270gと軽いので持ち運びに大変便利です。
多彩なフィルター機能も搭載されていて、インスタ映えする写真が難なく撮れます。

色調を重視するのであれば、富士フイルムの「X-A5 レンズキット ミラーレス一眼カメラ」もオススメです。
フィルムメーカーとしての長年の実績があり、奥の深いハイクオリティの質感がある写真が撮れる点がこのカメラのメリットです。
この他、大型サイズのセンサーを搭載しているCanonの「EOS M100」なども使いやすいミラーレスカメラです。
Canonといえば初心者でも簡単に使える「EOS Kiss M」が有名ですが、EOS M100はよりコンパクトな仕上がりになっています。