ツーリング中に立ち寄りたいオギノパン本社工場

オギノパン本社工場へのアクセス

神奈川県の相模原市エリアにツーリングに出かけるのであれば、ぜひ立ち寄ってみたいスポットが「オギノパン本社工場」です。
昭和35年5月に「オギノ製パン有限会社」として設立されたオギノパンは、長い伝統と経験を生かしてロングセラーの商品を作り続けています。
本社工場は山の中にあり、周囲には景色のいい道路なども多いので、季節を選んでツーリングコースに組み込んで行けば楽しい体験をすることができます。

アクセスは「長竹カントリークラブ」から国道412号に入り、厚木方面へ向かうのが便利で、バイクでは約2分の行程です。
本社工場の営業時間は9月から3月までは9:30~17:30、4月~8月までは9:30~18:00となっています。

オギノパン本社工場の周囲には県立あいかわ公園や服部牧場、宮が瀬湖などの観光スポットもありますので、自然を存分に楽しみたいライダーにもおすすめです。
宮ヶ瀬湖畔では、3月~11月の第1・第3土曜日に「セグウェイツアー・インモーション乗車体験」を実施しています。

オギノパン本社工場の名物メニュー

オギノパン本社工場で最も人気があるメニューは、何と言っても「丹沢あんぱん」です。
丹沢あんぱんは北海道産の小麦「きたほなみ」を素材にした薄い皮を材料にしていますので、機械生産をしようとしても皮が破れてしまいます。
このため、オギノパン本社工場では丹沢あんぱん一つ一つを職人が手で包んで作っています。
工場のある丹沢山系にちなんで名付けられた丹沢あんぱんは、パンというよりも和菓子のような食感が特徴です。

その他のメニュー

丹沢あんぱん以外には、「奥相模りんごパイ」や「あげぱん」なども人気です。
奥相模りんごパイはカステラの生地にりんごのシロップが染み込んだ和風のりんごパイで、ほんのり香るシナモンの香りが印象的です。
じっくりと煮込んだりんごとカステラ生地はずっしりと重く、食べごたえがあります。

あげぱんのほうは、県内B級グルメ大会の神奈川フードバトルで2年連続金賞を受賞しています。
オギノパン特製のコッペパンを上質な油で揚げ、お砂糖でまぶしたあげぱんはフライヤー(揚げ器)のある店舗のみで販売されていますので、揚げたてを美味しく食べることができます。

オギノパン本社工場は個人で自由に見学することができますが、15名以上集まれば解説つきで工場を見学することもできます。
ミキサーでパン生地を作る様子や、成形、発酵など、一通りのパンの制作過程をつぶさに見学することができるので、パンが好きな人は一度行ってみましょう。
1時間に約4,000個のパンが焼けるトンネルオーブンや、焼きあがったパンの粗熱を取るスパイラルコンベアなど、見所がたくさんあります。
オギノパンのイベント販売も要チェックです。