走行中の痛み軽減のコツとか

バイクに乗っていると、だんだん身体が痛くなってくるもの。
できるだけ快適にバイクに乗るために、身体の負担を軽くするようなライディングフォームや対策をまとめてみます!

腕を伸ばしすぎず、ヒジを曲げる

スポーツバイクなどはハンドルの位置が低いので、ついヒジを伸ばしてハンドルを握りがちです。
腕を伸ばしてしまうと、ハンドル越しに伝わる衝撃を受け流すため、腕だけじゃなく肩にまで力が入ってしまいます。バイクに乗るときにはできるだけヒジを曲げるようにしましょう。
だからといって、ヒジを無理に曲げてしまうのはNGです。

なお、グリップを強く握りしめないようにするのがコツ。小指の方から曲げていくと、腕に力が入りにくい握り方ができますよ。

もしハンドルが低い・遠い場合は、アフターパーツを使うなど自分の体にあったカスタムをするのもいいかもしれません。

上半身は力まず、下半身の力を使う

長時間バイクに乗っていると、上半身が特に痛みだします。特に腕、肩、首、腰…がそうですね。
このあたりが痛み場合は、ライディングフォームが崩れている可能性があります。

実際は下半身でバイクをしっかりとホールドし、下半身の力で身体を支えるのが正しいフォーム。ライディングフォームがしっかりしていないと、前からの風圧に耐えるために肩に力が入り、結果として体重を腕で支えようとしてしまい、腕や肩に大きな負担をかけてしまって、痛みが出てしまうんですね。

走っているときには、下半身でバイクをしっかりとホールドして上半身から力を抜き、背中を少し曲げて身体を倒し、伏せるような体勢になることで、腕や肩、ひいては首の痛みを軽減することができます。

背筋を伸ばしすぎない

バイクに乗るとき、ビジッと背中を伸ばすと腰に負担がかかりすぎます。ちょっと猫背になるくらいを意識すると、腰に負担がかかりにくくなります。

バイクに乗るときには下半身の力を使い、上半身からは力を抜いている状態なので、背中がちょっと曲がるくらいがいいのです。

ニーグリップが大事

バイクに乗るときには「下半身」が重要だとさんざん言いましたが、下半身をダラけさせないためにはやっぱり「ニーグリップ」です。
ヒザで車体を挟み込むこのフォームは、ライダーであれば耳にタコができるくらい聞いているかもしれません。それくらい、ニーグリップは走行中の安定性にダイレクトに響くくらい大切なフォームなのです。